一番の薬は他人

メンタルにおいて、症状改善のために有効な薬はありません。多くは精神安定剤のような無理やり精神を落ち着かせるものが多いのです。セルフケアの場合は、睡眠導入剤で類似の効果をもたらすことも出来ますが、それは上手な選択とはいえません。
どちらも、症状を緩和するのには役立つものでしょう。しかし、副作用や抗体のことを考えれば小手先の技術としてしか扱えず、ただの先延ばしになりがちなのです。

そこで、一番の薬をご紹介したいと思います。
それは、他人と喋ることなのです。

何をバカな と思う方もいらっしゃるでしょうが、メンタルヘルスにおいて、病院でもセルフケアでもこれ以上に有効な手段は示されていません。
病院に通っている方は、カウンセリングと言う手法で人としゃべることをしなさいとの指導を受けているのではないでしょうか。

人間には、副交感神経系というのがありこれが刺激されると多くの症状の原因であるストレスが緩和されたり気持ちが楽になるのです。

しかし、ストレスがたまってしまい自分自身がまいってしまっているときに、人と喋るのはが難しいという方も多いかと思います。
そういう場合には、ブログなどで自分の気持ちを素直に吐き出してしまうのが一番です。
レスポンスは遅いですが、ふとした時にレスポンスが返ってきます。
そして、ブログなどに気持ちを書き出すことで心のもやもやを吐き出す効果もあるのです。
次に有効なのは、友人と喋ったりメールをしてみたりするのも有効です。
友人であれば、気兼ねなく話せる人も多いのではないでしょうか。

最後に、これはお金もかかりますし、個人的に向き不向きがあることかもしれませんが、水商売の場所へ行くことで心が軽くなる人もいるのです。
水商売と称されるスナックやホストクラブなどで働く人たちは人の話を上手に聞き出してくれます。サラリーマンなどが日頃のストレスを吐き出しにスナックに通う・・などの話もあるくらいです。

ただし、どの方法でも、自分の病状を隠さないことです。
自分の病状を隠してしまうと、何のためにやっているのか分からなくなってしまいますし治療になりません。正直に心の中のモヤモヤを吐き出す努力はやはり自分でやらないといけないことなのです。

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