メンタルヘルスを病院で行うのは、最終手段と考えている方も多いのではないでしょうか。そして、病院へ通っているからという安心感から、セルフケアを怠る人も少なくありません。
風邪と同じで、メンタルの病気も放置していると、大変な合併症を引き起こす危険があるのです。
しかし、風邪の場合、健康に良い物を食べたり、規則的な行動をして早く治そうとするのに対して、メンタルの場合は多くの人が、病院に通っているという満足感だけで終わってしまいます。
その上で、なぜ良くならないのか?病院を変えたほうがいいのではないだろうか?新しい場所で大丈夫だろうか?と、余計な不安を抱き、病状が悪化してしまうケースもあるのです。
なぜ、風邪の場合はセルフケアにも余念がないの対し、メンタルの場合はここまで怠ってしまうのでしょうか。メンタルに対してこそセルフケアが必要なのです。
それは病院に通っていようがいまいが関係ありません。
病院でのメンタルヘルスは、主治医が相談にのり症状の改善についてどうすればいいのかを指導してくれるだけで、実行するのはあくまで自分なのです。
メンタルにおいては、自分を置いて症状を改善できる人は居ません。
ならば、セルフケアをするために何が必要なのか?
それは、病院に通っているならば主治医の指導にしたがっていけば特に問題となることもないでしょう。
セルフケアで徹底するのであれば、自分のことをよく理解した上でその原因と戦っていくほかありません。
原因と戦うというのは、行動するということです。
病院に通うのも一つの行動ですので、とにかく動く。これがセルフケアを行う上で必ず実践するべきことなのです。